AndroidアプリのマーケティングにExchangerを導入する
|exchangerとは、アプリ内で表示する広告のトラフィックを相互に交換する為のサービスです。
さっそく利用してみる
噛み砕いて説明すると、開発したAndroidアプリに広告を表示させると、表示させた回数分と同じだけ開発したAndroidアプリを広告として他のアプリで表示させるサービスです。
また、開発したAndroidアプリで表示したアプリがクリックされてインストールされると広告料が発生するので、アプリの宣伝とマネタイズを同時に行うことが可能です。
例)トラッフィク交換例
100回広告を表示すると、他の人のアプリ広告にあなたのAndroidアプリが100回表示されます。
登録する
exchangerへアクセスして無料登録をクリックします。
アカウント登録画面が表示されるので情報を入力して確認をクリックして下さい。
登録するとすぐに管理ツールが表示されます。
まずはチェックリストの確認からなので1つづつチェックします。
アプリ登録
パッケージネームで検索して登録するだけです。
サクッと登録しましょう。
ドキュメントを確認する
アプリ登録後の画面がドキュメント画面です。
何もしなくてもチェック済みになります。
SDKをダウンロードする
広告を表示するプラットフォームとタイプ、表示方法を選択してSDKをダウンロードします。
ちょっと話がそれますがAdobe Airもあるようですね!
ここではAndroid、NATIVE、PRELUDEを選択します。
*選択した内容によってドキュメントの内容が変わります
アプリのタイプに合わせて選択して下さい。
選択後にSDKをダウンロードします。
ここまできたらアプリに組込みを行います。
アイコン比較テスト(ABテスト)と支払先情報設定は好きなタイミングでチェックして下さい。
アプリに組み込む
SDKのjarをプロジェクトのlibs以下へ配置して下さい。
libs/exchanger_sdk_v1_0_10.jar
android.permission.INTERNETを許可します。
他の広告を導入している場合は追加済みだと思います。
コードの追加を行います。
フルスクリーンではなくアイコン型を選択したのでアイコン表示の例です。
アプリケーションコードはアプリ一覧に表示されています。
import com.metaps.Exchanger; protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) { ・・省略 // 縦向きデザインのアプリに導入する場合 Exchanger.start(this, "YOUR_APPLICATION_CODE", Exchanger.ORIENTATION_PORTRAIT, false); // 横向きデザインのアプリに導入する場合 Exchanger.start(this, "YOUR_APPLICATION_CODE", Exchanger.ORIENTATION_LANDSCAPE, false); ・・省略 } //好きなタイミングで表示、コンテキストはActivity Exchanger.showPrelude(this, null, null); //好きなタイミングで非表示 Exchanger.dismissPrelude();
コンパイルして確認する
右上に表示されているので表示位置を調整しましょう。
import com.metaps.ExchangerPreludeConfig; private static ExchangerPreludeConfig exchangerPreludeConfig; protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) { ・・省略 // 縦向きデザインのアプリに導入する場合 Exchanger.start(this, "YOUR_APPLICATION_CODE", Exchanger.ORIENTATION_PORTRAIT, false); // 横向きデザインのアプリに導入する場合 Exchanger.start(this, "YOUR_APPLICATION_CODE", Exchanger.ORIENTATION_LANDSCAPE, false); exchangerPreludeConfig = new ExchangerPreludeConfig(); //仕様のとおりだとこれで大丈夫だがCENTERは指定できないみたい・・ //exchangerPreludeConfig.setPosition(Gravity.BOTTOM|Gravity.CENTER); exchangerPreludeConfig.setPosition(Gravity.BOTTOM); ・・省略 } //好きなタイミングで表示、コンテキストはActivity Exchanger.showPrelude(this, null, exchangerPreludeConfig);
無事下に表示されました。
あとはテストモードを解除してコンパイル、リリースして終わりです。
今回試したアプリはUnder9です。
google playで遊べるので遊んでみてください!