cocos2d-html5あらためcocos2d-JSをiOSシュミレーターで動かす為に
|cocos2d-JS 3.0シリーズの続きです。
もっぱらcocos2d-JSを勉強中ですが、iOSシュミレーターで動かした時にとりあえずやったことです。
*今後も困ることはあると思いますが、都度まとめます。
ビルドしてみる
Xcodeを起動して直接ビルドしていましたが、linkが失敗しているのかメモリエラーで落ちしていまます。
素直にコマンドライン上からビルドして起動しましょう。
$cd project_dir $cocos run -p ios
少し時間がかかりますが、問題なくビルドできた場合はシュミレーターが立ち上がります。
アイコン画像などの差し替え
プロジェクトビルド用のリソースはframeworks/runtime-src/proj.ios_mac/ios/にあります。
info.plistもここにあるので、縦画面、横画面などの調整は直接行って下さい。
*シュミレーターの縦画面対応はXcodeで行って下さい
removeAllChildrenのタイミング
transitionを利用して画面遷移を行っている場合、onExitで子を開放するとエラーになります。
javascript上はログメッセージのみですが、実際に動かない箇所がありました。
onExitではなく、onExitTransitionDidStartで子オブジェクトを開放しましょう。
return cc.Scene.extend({ onEnter:function () { this._super(); var layer = new Layer(); layer.init(); this.addChild(layer); }, onExitTransitionDidStart :function(){ //追加済みのオブジェクトを解除 this.removeAllChildren(); } });
ソースコードを最新に
3.0はまだα版なので頻繁にアップデートされます。
github上のコードを反映しておきましょう。
プロジェクト上のソースコードに反映するのを忘れないように!
$cp -rf [最新コード]/frameworks/cocos2d-html5 [プロジェクト]/frameworks/cocos2d-html5/ $cp -rf [最新コード]/frameworks/js-bindings [プロジェクト]/frameworks/js-bindings/