JenkinsでPHPの継続的インテグレーションを体験する 潜在的な問題チェック編
|PHPMDを利用してコードの潜在的な問題点をチェックすることが可能です。
チェック可能な内容は。肥大化したクラスや短すぎる変数名やキャメルケースに従っていないクラス名、未使用の変数、publicだけのクラスなどがあります。
分析結果をxmlに出力してjenkinsに連動させることで、他のジョブと連動したり自動化したりする事が可能になります。
ではさっそく設定してみましょう。
ジョブの作成
インストールしたPHPMDとPMD Pluginプラグイン連携させる為にジョブを作成する必要があります。
さっそくジョブを登録してみましょう。
新規登録
ジョブ名をphpmdで新規登録します。
タイプは「フリースタイル・プロジェクトのビルド」を選択して下さい。
ビルド手順の追加でphpmdを起動するスクリプトを追加します。
cd ${WORKSPACE} && sudo phpmd --suffixes *.php --reportfile ./_report/md.xml --exclude assets/*,commands/*,config/*,runtime/*,tests/*,vendor/*,views/*,web/* . xml codesize,controversial,design,naming,unusedcode || id
ビルド完了後に./_report/md.xmlが出力されるので集計します。
_report/md.xml
ジョブの実行
設定が完了したらジョブを実行してみましょう。
ジョブのメニューからビルドを実行して下さい。
実行中のプログレッシバーが表示されます。
しばらく待ちましょう。
レポートを確認しながらリファクタリングの参考にしてみてください。